二七日法要
皆様、毎日、合掌しお念仏を称えていますでしょうか。さて、ご命日から、2週間目は二七日法要です。亡き方は、阿弥陀仏のはたらきによって、迷いの娑婆世界を離れ、悟りの世界、お浄土に生まれ仏様となられました。しかし、浄土で安らかに眠っているのではなく、仏様はいつでも娑婆世界にお帰りになり、私たちを、護り支えて下さるのです。そこで、私たちは、毎日、朝・晩必ずお念仏・お経を称え、故人を偲ぶと同時に、感謝申し上げなければなりません。しかし、誤解しないでいただきたいのは、念仏・お経を称えるのは、故人の霊を慰めたり、成仏させるための呪文ではなく、生前のご苦労を偲び、今は阿弥陀仏と共に仏様と成り、私たちを救いとるはたらきをして下さっていること、そして、やがては、私たちも命終わるとき、浄土に生まれ、再会できることを喜ばせていただき、感謝させていただくためです。これからの皆様の生活が、お念仏と共にあることが、故人が一番喜ばれるのです。
いつも、どうしたら、亡き方が安心してくださるのか、喜んでくださるのかを考えてみてください。
お浄土で、再会をされたときに、亡き方から褒めてもらいましょう。
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